ダイトクではトラックスケールの製造・販売以外にも、トラックスケールを含めた様々なはかるための機器をワンストップサービスでレンタルしています。今回はその中から、作業員の命にも関わる重要な機器である酸素濃度計について紹介します。

INDEX
  1. 酸素が3%減るだけでも人は活動できない
  2. 酸素濃度計の主な機能と使い方
  3. ダイトクのレンタル酸素濃度計の選び方
  4. はかるための機器はダイトクでまとめてレンタル

酸素が3%減るだけでも人は活動できない

酸素記号

通常大気中に含まれている酸素は約21%とされています。しかしこれがトンネルやマンホール内、タンク内などの密閉された空間になると、呼吸などによって酸素が消費されたり、酸素以外の物質によって酸素が外部に押し出されたりして、大気中の酸素濃度が低下していきます。

下表は酸素濃度に応じて起きる現象や人体の変化などをまとめたものです。

酸素濃度 現象・人体の変化など
19% 鉱山保安法による最低酸素濃度。
18% 労働安全衛生規則等の最低酸素濃度で、人間の活動限界。
16% ろうそくの火が酸素不足で消えてしまう。
15〜11% 呼吸困難に陥る。
7%以下 脳が正常に機能しなくなり、錯乱状態に陥る。
4%以下 死に至る。

このように人間は、通常の酸素濃度から3%低下するだけでも活動限界を迎え、場合によっては死に至ります。そのため密閉された空間内での作業を行う際は、酸素濃度計を使って正確に酸素濃度を把握し、酸素濃度が危険レベルに達する前に適切な対応を取る必要があります。

酸素濃度計の主な機能と使い方

酸素濃度計には作業員の胸ポケットなどに入れて携行するタイプのほか、壁などにかけて計測する壁掛けタイプなどがあります。

単に酸素濃度の計測だけでなく、危険な酸素濃度になると警報音が鳴ったり、電池が切れそうになると事前に警報音で知らせたり、中には同時に一酸化炭素や可燃性ガス、毒性ガスなどを検知できる機種もあります。なお、機器の性質上基本的に防爆仕様になっています。

作業員

ダイトクはこのうち胸ポケットに入れて携行する、酸素濃度を専門に検知する酸素濃度計を、3機種レンタル品として用意しています。このタイプの基本的な使い方は2ステップで構成されています。

まずは作業前の安全確認です。マンホールなどにコードの先端についているセンサー部を投げ入れ、内部の酸素濃度が安全レベルにあるかを確認します。次に実際に中に入り、作業に移ります。この際は酸素濃度計を胸ポケットに入れ、作業中に酸欠にならないように、酸素濃度を監視していきます。こうして安全な作業環境を確保するのが、酸素濃度計の役割です。

ダイトクのレンタル酸素濃度計の選び方

ダイトクで取り扱っている3機種は全て新コスモス電機製のもので、全て「XO-326」というシリーズの製品です。それぞれの選び方は以下の通りです。

型番 選び方
XO-326ALA 短期間の一時的な使用、もしくは10m以上のコードが必要な場合。
XO-326ⅡA 1年未満の作業期間中に、電池交換不要で稼働が必要な場合。もしくはXO-326ALAよりも高い安全性と使いやすさを求める場合。
XO-326ⅡsA 2年近くの作業期間中に、電池交換不要で稼働が必要な場合。もしくはXO-326ALAよりも高い安全性と使いやすさを求める場合。

以下ではなぜこのような選び方になるのかを、各機種の性能を通じて解説していきます。

XO-326ALA

XO-326ALAは最も古い機種で、単三アルカリ乾電池2本で約80時間連続使用すると、電池交換が必要になってしまいます。

ごく短期的な使用の場合はこの機種でも十分役立つかもしれませんが、電池交換が必要になると交換中は酸素濃度が計測できなくなるため、場合によっては作業を中断しなければならなくなります。そのためXO-326ALAの連続使用時間は、デメリットになる場合があります。

ただしXO-326ALAは延長コードを標準コードと合わせて20mまで接続可能な唯一の機種です。そのため非常に深い場所などでの作業時には、この機種が活躍するかもしれません。

XO-326ⅡA

XO-326ⅡAは現行品の一つ前のモデルです。延長コードは標準コードと合わせて10mにとどまるものの、単三アルカリ乾電池2本で連続使用時間が約8000時間と大幅に向上しています。8000時間=333日と8時間ですから、1年近く電池交換をせずに酸素濃度を測定し続けられるということです。

またXO-326ALAでは使用前にスパンツマミを回して、画面の表示を基準となる酸素濃度21%に自分で調整する必要がありました。しかしXO-326ⅡAからは電源を入れると自動的に調整してくれる自動エアー調整機能が搭載され、よりスムーズに使用できるようになっています。

さらに酸素濃度が19.5%になったときと18.0%になったときの二段階に分けて警報音を鳴らしてくれるため、より安全に作業に集中できるようになりました。

XO-326ⅡsA

XO-326ⅡsAは現行モデルで、単三アルカリ乾電池2本で連続使用時間が約15000時間(=625日)と、XO-326ⅡAの倍近い性能になっています。自動エアー調整機能や二段階警報機能は継続で実装されているため、使い勝手はそのままに、より長期間の作業に対応する必要がある場合に適した機種と言えます。

作業は安全第一。安心して作業に集中できるよう、必要十分な性能の酸素濃度計を選びましょう。

はかるための機器はダイトクでまとめてレンタル

現場によってはトラックスケール以外にも様々なはかるための機器が必要になります。それがタンク内、マンホール内、地下工事現場などであれば、酸素濃度計が必要不可欠です。

しかしそれらが必要になるたび色々な業者に発注していたら、時間も手間も余分にかかってしまいます。そうした無駄を極力カットしたいということであれば、ぜひダイトクへご連絡ください。お客様に必要な製品を、まとめてご用意させていただきます。