よくある質問

お客様から寄せられるよくある質問をまとめています。

トラックスケールについて
産業用はかりについて
検定と定期検査について

トラックスケールについて

トラックスケールの寸法、秤量はどのように選べばよいですか?

トラックスケールの幅は一般的には3mが主流ですが、トラック旋回状況や大型車輌の乗り降り頻度に応じて3.3mや3.5mを採用頂くケースもあり、また軽トラやダンプの計量中心で設置面積に制限がある場合は2.7mを採用頂く事もあります。
長さに関しては計量したい車輌の「ホイールベース間距離+1m」を最低長さの目安にして頂ければ良いですが余裕を持った長さにした方が運転手さんの負担が少なくなります。
また、スケールのすぐ後ろが壁である場合はリヤオーバーハング車輌では計量できない可能性もあるため注意が必要です。
スケール設置後に既設品を延長する事はできませんので将来的にトレーラーなどの大型車両が乗る可能性がある場合は、初期から長めのスケールにして頂いた方がトータルコストを安くすることができます。
ひょう量は計量したい車輌の最大積載量+車輌重量となります。
ひょう量が大きいほど計量できる重さが多くなりますが定期検査費用が高くなるため、必要な総重量に少し余裕をもった程度にするのが一般的です。
ダイトクではお客様の車輌状況や設置場所に応じた最適なプランをご提案させて頂きます。

トラックスケールの指示計はどのように選べばよいですか?

トラックスケールの指示計はシンプルな構造のものから、集計機能が必要な場合、パソコンの計量システムと連動させる場合、オプション機器との接続させる場合など用途に応じて色々選べるようになっています。
工場作業員の方が計量する場合はタッチパネル式だと手袋をしたままで計量できない事もあり画面に汚れが付着して操作性が落ちる事もあります。
逆に事務の方には操作性の良いタッチパネル式の方が喜ばれる事もあります。
また、プリンタの種類も単票、連帳、レーザープリンタ等複数ありますので、ダイトクではお客様の運営に最適な指示計とプリンタをご提案させて頂きます。

トラックスケールの定期検査はどのようにして受ければよいですか?

ダイトクではスケール製作時に各都道府県又は特定市に設置届を提出しお客様に納品された事を行政に連絡しています。
据付から約2年後を目安に行政から検査の連絡が来ますが、実施が平日限定となり時間の調整も難しいため、平日のご都合の悪いお客様には弊社が計量士を伴い定期検査を代行しております。
また、行政によっては検査年を偶数年・奇数年で分けている場合もあります。
詳しくは各都道府県計量検定所か弊社までご連絡下さい。

トラックスケールは保険に入れますか?

近年はゲリラ豪雨や地震、台風、落雷などの天災により保険対応させて頂くケースが増えております。
保険会社様にもよりますが、一般的には火災保険のオプションである屋外設備として保険に加入されている方が多いです。
詳しくは現在加入の保険会社様にお問い合わせ下さい。

トラックスケールの指示計電源を入れた時の数字が0kgではないのですがその数字って何ですか?

指示計背面の電源を入れた時の表示は新しく設置された場合は「0」の表示ですが、年数がたつにつれ徐々に数値が増又は減していきます。
我々はこれを「メジャー値」と呼びます。
メジャー値は簡単に言うとはかりの「なじみ具合」を示す数字で長期間使用によるゼロ点の変化量を示しており決して故障している訳ではありません。
設定でメジャー値を表示させないようにもできますが、ある日突然メジャー値が数十キロや数百キロ変化した場合はロードセルが故障しているかもしれないという目安になるため標準的には表示させています。
日常点検の一環としてメジャー値の確認をして頂き、異常を感じたらすぐにダイトクまで連絡下さいますようお願い致します。
※機種によってはメジャー値が表示されないものもあります

産業用はかりについて

台はかりはどのように選べばよいですか?(600kg以上)

ダイトクではオーダーメイドで台はかりを製作しておりますので計量物の大きさ・重さ、必要な最小目盛等と使用状況とご予算をご説明頂ければ、最適な形状、ひょう量、目量を提案させて頂きます。
寸法も1cm単位で設定可能でフォークエントリーなどのカスタマイズもあり、様々なニーズに対応可能です。
また、指示計も低コストのものから防塵防水タイプ、プリンタ付タイプ、振動の多い所で重宝されるデジタルフィルタ搭載タイプ等のラインナップをそろえております。

台はかりはどのように選べばよいですか?(600kg未満)

小型の台秤は各種メーカーが量産品を生産しており、各メーカーによって特色は様々です。
計量物の大きさ・重さ、必要な最小目盛等と使用状況とご予算をご説明頂ければ、弊社営業マンが各メーカーの製品の中から最適な製品をご提案致します。

検定と定期検査について

検定ってなんですか?

検定とは「新しく作られた計量器や修理された計量器が、計量法で定める基準に適合しているかどうかを検査すること」を言います。
この場合の修理とはロードセルや和算箱、指示計など計量器の精度に影響を与える部品を新品に交換した場合の事を言い、指示計の液晶画面やボタン交換、プリンタの修理など計量器の精度に影響しない部品交換は軽微な修理となり検定は必要ありません。
また、40tのトラックスケールの場合は定期検査ではひょう量の60%の分銅(この場合は24t)を使用しますが、検定の場合はひょう量の100%である40tの分銅を使用します。
更にその合格範囲は定期検査時の半分となり高い精度を要求されます。

はかりの定期検査って何ですか?何のためにやるのですか?

取引や証明で使われている様々な種類の「はかり」は、正確でなければなりません。
「はかり」は原則として製造又は修理後に公的機関の検定等を受けることが計量法において義務づけられており、これに合格した正確な「はかり」が社会に流通するようになっています。
しかし、どんなに正確な「はかり」であっても経年により、使用していなくても誤差が生じることがあります。
そこで、計量法では、取引や証明に使われている「はかり」については、2年に1 回の検査を受けることを義務づけ、「はかり」がいつも正確であるようにしています。
正確な「はかり」を使うことによって、みなさんが安心・信頼して物の売買や証明を信頼することができるようにするために、定期検査があります。