ダイトクマガジン -はかりの豆知識-

昔から日本では「雷が鳴ると梅雨が明ける」と言われます。梅雨が明けるのは喜ばしいものの、トラックスケールを運用するうえで注意すべきが雷対策です。ここでは「雷が鳴ると梅雨が明ける」の仕組みを紹介するとともに、雷のリスクと、そのリスクへの対策について解説します。

梅雨の本格化に伴って、大雨によるトラックスケールの故障やトラブルが生じる可能性があります。実際に、2018年の台風7号では、各所からの問い合わせが殺到していました。ここでは被害を最小限に食い止めるための、雨が降る前と雨が降った際の対策についてご紹介します。

海外製のはかりは国内製のものに比べて安価で導入できるというメリットがありますが、その反面日本国内での取引や証明には使用することができません。ここでは諸外国のはかりのルールを紹介しつつ、なぜ海外製のはかりが使えないのかを解説します。

2016年7月のSOLAS条約改正を機に、コンテナの重量の計量がより正確に行われるようになりました。なぜこのような改正が行われたのでしょうか?ここでは改正の内容を解説するとともに、その背景となった海難事故についても紹介。さらに正確な計量をするために必要な計量機についても解説します。

校正は正確な計量を行うためには必要不可欠な作業です。もし校正が行われず、正確な計量が実現できないとしたら、世の中の安心安全な取引や日常生活さえ成立しなくなります。ここでは正確な計量が社会において果たしている役割を通じて、校正の意味や役割について紹介します。

これから計量証明事業を始めようと思っている方や、すでに計量証明事業を始めている方は、計量証明書を正しく作成できているでしょうか。ここでは計量証明事業の登録に必要な書類や資格を解説するとともに、計量証明書作成時の必須記載事項と間違いやすい点、登録後の立入検査時の検査項目についても解説します。

今はグローバルスタンダートなっているメートルやキログラムが、ほんの200年前まではごくごくマイナーな単位だったことをご存知でしょうか。ここでは単位や計量の歴史を紐解き、長い時間と膨大な労力をかけて確立された「正確な計量」の大切さについてご紹介します。