トラックスケール、台ばかりの新規導入や入れ替え、はかりの検査・保守や修理のほか、建設・土木工事、レンタルなど、はかりを使う事業を行なっていると、何かと困りごとが生じるもの。

そんな時はダイトクのお問い合わせフォームやお電話からぜひ一度ご相談いただければ、専門家の立場から的確なアドバイスをさせていただきます。

しかし「いきなり問い合わせる前に、対応の流れを知っておきたい」という方も多いはず。今回はそんな方のために、お問い合わせ内容別の対応の流れについてまとめて解説します。

INDEX
  1. トラックスケールのお問合せ
  2. 台ばかりのお見積り
  3. 検査・保守のご相談
  4. 修理のご相談
  5. 建設・土木工事のお問い合わせ
  6. レンタルのお問い合わせ
  7. まとめ

トラックスケールのお問合せ

トラックスケールのお見積りまでの大まかな流れは下図のようになります。

トラックスケールの問い合わせのフロー

お問い合わせ時にお聞きするお話は、大きく新規導入か入れ替えかによって変わります。新規導入で何も決まっていない状況であれば、以下の3点を最初にお聞きします。

・何を取り扱うのか(鉄、産業廃棄物、紙など)
・地名(可能であれば)、どのような立地で計量するのか(沿岸部、山間部、都市部など)
・どういったトラックが乗降りするのか(長さ、積載容量など)

一方入れ替えの場合で、現在使用しているトラックスケールがダイトク製の場合は器物番号(器番)等の個体を特定できる情報(どのヤードのどのトラックスケールなどでも可能)を、他社製の場合は図面をご用意いただくことでよりスムーズにお見積りを出すことができます(図面がなくても対応可)。

お問い合わせからお見積もりが出るまでの期間は、新規導入時でも入れ替え時でも同じで、現場確認・調査の日程にもよりますが、最短で数日中にご提案させていただきます。

ご注文確定からトラックスケールの据付までの目安の期間は2ヶ月半〜3ヶ月となっています。

トラックスケールのお問い合わせ〜据付までの流れについては、トラックスケールの新規導入をご検討の方へ!問い合わせ〜据付までの基本的な流れと注意点をご紹介トラックスケールの入れ替えを検討中の担当者必見!据付までの基本的な流れと注意点をご紹介で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。

台ばかりのお見積り

台ばかり

台ばかりのお見積りについては、基本的にお電話等でのヒアリングでお見積りを出すことができます。また、トラックスケールと異なり、現場確認・調査が不要な場合も多いため、遠方の事業者様にも対応が可能です。

ヒアリング時にお聞きするのは、主に以下の7点です。

何を載せる? カゴを載せるのか、パレットを載せるのか、どのような製品か、などによって台ばかりのサイズが変わる。
どう載せる? クレーンを使った載せ降ろししかしないのか、フォークリフトなどでの載せ降ろしも行うのかによってお見積り内容が変わる。
何トンまで計りたいのか? ひょう量(最大計量値)によって、お見積り内容が変わる。
最小単位はどこまで必要か? 目量(最小計量値)によって、お見積り内容が変わる。
伝票の印刷は必要か? 印刷が必要なら、プリンター機能付きの指示計にする必要がある。
どんな環境で使用するのか? 屋外で使用するなら、指示計を防水性の高いものにする必要がある。
据付作業は必要か? 水平な場所であれば置くだけでそのまま使用できるが、デコボコや傾斜のある設置場所ではレベル調整が必要になる。

お問い合わせからお見積もりが出るまでの期間は、おおむね4〜5日以内。ご注文確定から納品までの目安の期間が1ヶ月〜1ヶ月半となっています。

ただし、埋め込み式の台ばかりの新規導入・入れ替えの場合は、トラックスケールと同様に基礎工事が必要になるため、ダイトクでは必ず現場調査をしたうえでお見積りを出しています。

そのためお問い合わせからお見積もりまでの日数も、現場調査の日程次第で若干の前後が生じます。

検査・保守のご相談

分銅

検査・保守のご相談をいただいた場合は、「どんなはかりを使っているか」「急ぐのかどうか」をヒアリングして、お見積りを提案させていただきます。

はかりの種類をヒアリングするのは、検査をする際に使用する分銅の大きさに関わるからです。トラックスケールや台ばかりであればトン単位の分銅が必要になるので、それらを運ぶための重機やトラックのコストがかかります。

一方で、小さいはかりの場合は新品を購入する方が低コストで済む場合もあります。そうした場合は新品商品のご提案のほか、自治体での検査をおすすめすることもあります。急がないのであれば、自治体の検査は数千円で済むからです。

この「急ぐのかどうか」はトラックスケールや台ばかりにおいても重要な要素です。というのも重機やトラックを伴う検査は通常、ユーザー様のコストダウンのために2〜3社をまとめて実施するためです。

急ぎであれば単独で実施することも可能ですが、そのぶんコストがかかってしまうため、ご相談をいただいた段階でお伺いしています。

このような形で対応しているため、見積もりはすぐに出せる一方で、実際に実施するまでにかかる日数は、他のユーザー様との兼ね合いでその都度変動します。あらかじめご理解いただけますと幸いです。

修理のご相談

指示計の数字がふらつく、表示されない、メーカーに修理を依頼したが、時間がかかると言われたなど、修理が必要な状況になった場合、真っ先にご確認いただきたいことがあります。

それは第一に電源の入り切りです。単純なようですが、これで問題が解決することも少なくありません。

第二にコンセントが抜けていないかのチェック。というのも、知らないうちに抜けていて、それが原因で指示計が表示されていなかった、というケースが意外と多いからです。

第三に埋め込み型のトラックスケールの場合は、ピット内に水が溜まっていないかどうかをチェックします。

水が溜まっている場合、故障の原因は明らかに水没なので、それを前提にお見積りをご提案することになりますし、応急復旧するにしても水があれば作業ができませんのであらかじめ排水して頂く必要があります。

ご相談をいただいてから修理が完了するまでの日数は必要な修理によって変動します。当日中に完了もするケースもあれば、応急復旧後に機械そのものの入れ替えになるケースもあるからです。

ただし、現場調査やお見積もりなど、何らかの対応は当日もしくは翌日にはさせていただいていますので、お困りの際はまずは一度ご相談ください。

建設・土木工事のお問い合わせ

基礎工事

ダイトクではヤードの建設・土木工事のご依頼も受けていますが、長年の使用に伴う基礎の劣化にも対応しています。

トラックスケールの基礎のフチの部分(台枠)や周囲のコンクリートは、トラックが乗り降りする際に必ずと言っていいほど負荷がかかりますし、地上型の場合はトラックが衝突することもあります。

そのため、長い間使用しているとどうしても劣化していき、補強用のアングル金具が歪んで浮いてきたり、コンクリートが破損してボロボロになったりするのです。

こうしたケースでは、お問い合わせを受けるとまず現場調査に行き、状況を確認させていただきます。時期によっての前後はありますが、基本的にはお問い合わせから1週間以内を目安にお伺いすることにしています。

実際の対応までの日数は、ユーザー様のお昼休みの時間に対応できるケースもあれば、お休みの日を利用して1〜2日かけて工事をするケースもあります。状況次第で変動いたしますので、まずはご相談いただければと思います。

レンタルのお問い合わせ

レンタルの場合、お問合せフォームからではなく、レンタル製品の一覧ページからレンタル製品ごとにお問合せ頂けます。

トラックスケールや台はかりは運搬や据付、詳細の仕様確認の兼ね合いがあるため、お問合せ後に営業マンから連絡させて頂いてお見積りとなるケースが一般的です。

一方で、その他の製品に関しては「1分見積」というボタンを押して頂ければ、必要事項を記入頂だけでお見積りがメールにて自動返送されます。ぜひお気軽にお問合せ下さい。

まとめ

ダイトクは創業した1950年から、はかりを専門に製造するとともに、関連するサービスを提供してきました。そのためトラックスケールや台ばかりをはじめ、はかりに関する専門的な経験やノウハウを十分に蓄積しております。

はかりについて何かお困りのことがございましたら、状況に応じたベストのご提案をさせていただきますので、ぜひ一度ダイトクまでご相談ください。

お急ぎの方はお電話から。お問い合わせフォームでは24時間365日受付しております!